たったの2ステップ! 肩甲骨まわりを鍛えて「肩デブ」にサヨナラする!【40代・50代、「顔ピラティス」で脱ドンヨリ顔!⑮】
「40代、50代の顔まわりの悩み解決に寄り添ってくれる!」と好評なNORIKOさんの顔ピラティス。今回は、肩甲骨まわりのエクササイズ。背中の筋肉を鍛えることで、デコルテ~首のラインを、さらに美しくしていく。
前回は埋もれていた鎖骨の位置を正し、きれいなデコルテを作るエクササイズに挑戦した。そこでNORIKOさんから、さらなるアドバイスが。 「首、デコルテ、肩のまわりは、体の“前側”だけを鍛えるのではなく、“後ろ側”も重要なんですよ」 確かに年々気になるのが、「肩の肉が分厚くなっている問題」。ニットやシャツ、ブラウスを着た際に肩のシルエットがもっさりして見え、「まるで何かを背負っているのか⁉」と思うことも。蓑笠をまとっている“妖怪・子泣きじじい”さながらのシルエットを、どうにかすっきりとさせたい…(泣)!
大人の肩甲骨は、気づけば横に広がっている!
「前から見たときに肩のまわりが分厚くなってしまう原因は、姿勢が丸くなり、同時に肩甲骨が横に広がり、首と肩をつなぐ筋肉・肩甲挙筋(けんこうきょきん)も上がってしまっているからなんです」 確かに、このだる~んとした姿勢は、何気なく座っているときや立っている際に、とってしまいがちかも。
これは前から見たところ。 「肩甲骨は鎖骨や胸骨とつながっています。肩甲骨が丸くなり横へ広がると、脂肪が体の前側に覆いかぶさってきてしまうんですよね。その結果、この写真のように肩に何かが乗っかって、首が短くなり、鎖骨が埋もれるようなシルエットに。肩甲骨まわりを鍛えて、脱・子泣きじじいな肩まわりを目指しましょう!」 というわけで、早速エクササイズ開始!
肩甲骨の内側を寄せ、少しだけ上げ&しっかり下ろす。 たった2ステップで肩すっきり!
1.姿勢を正して座る。 2.肩甲骨を、肩の内側に寄せるようにする。 3.その状態のまま、肩甲骨の内側に力を入れながら、肩全体を少しだけ上に持ち上げる。 4.お腹はへこませて、呼吸は止めないようにする。
1. 肩甲骨を内側に引き寄せたまま、肩をしっかり下ろす。 2. ゆっくりと「肩甲骨を寄せて少しだけ上げる→しっかり下ろす」を繰り返す。