大阪・通天閣「赤い警戒ネオン」再び 3度目の緊急事態宣言で
新型コロナウイルスの感染者数が拡大する東京都、大阪府、兵庫県、京都府の4都府県で25日、緊急事態宣言が発令された。期間はゴールデンウイークをはさむ5月11日までで、1000平方メートルを超える大型商業施設や酒類を提供する飲食店などに休業を要請し、人流を減らすことで感染拡大を防ぐのがねらいとなっている。 【映像】赤色に点灯した通天閣 新世界の人通りは少なく、休業している店も多かった
大阪府では通天閣(大阪市浪速区)が25日夜、大阪モデル「赤色(警戒)」を周知するネオン点灯を再開した。このネオン点灯は、今月7日から13日にかけても行われたが、今回の緊急事態宣言発令に合わせ、再び実施することとなった。 通天閣観光の高井隆光社長は「まだまだ続くコロナ禍ではありますが、明けない夜はナイト信じて、大阪府民のみなさまとともに最大の苦難を乗り切っていきたいと考えています」と話している。
通天閣では25日から展望台を当面の間、休業に。入場料がいらない地下入り口の「わくわくランド」では午前10時から午後7時半まで営業を続け、コロナ禍により各地のお土産販売店から返品される菓子販売業者を支援するため、それらの菓子を特価で販売する「お土産菓子救済セール」を行うとしている。