大阪府・吉村知事が定例会見9月2日(全文3)感染対策しながらイベント再開すべき
心豊かに生きるのが非常に重要
この間、やっぱりどんな感染症か分からないっていうので、ニューヨークとかああいう、ヨーロッパみたいになったら困ると、右肩上がりになって、ある意味、死体置き場がなくなるような、1日700人、800人、ニューヨークなんかで亡くなってましたから。大阪で起きたら死体置き場をここの大阪城公園のところにつくらなきゃいけないような、そんな状態に絶対にさせたらいけないという思いでいろいろやってきましたが、ある程度コロナも見えてきている中で、先はまだ分からないですよ。でも一方でそれに伴ってステイホームしたことの弊害っていうのはやっぱりあるのは間違いなくて、やっぱり心を豊かに生きていくっていうのが非常に重要だと思います。 そういった点から文化に触れるっていうのは非常に重要だと思います。イベント中止となれば触れることもできませんから。ネットで見ることはできますけどね。だからネットでやるとか新しいやり方もやりながらでも、生でその醍醐味を味わうっていうのは非常に重要なことだとも思っていますから、感染症対策を取りながら、イベントっていうのは僕は再開していくべきだというふうに思います。 で、イベントで、それは発生することはあるとは思いますよ。コロナが発生することはあると思いますが、それは抑え込めればいいわけで、いいといってもそれは感染症にならないほうがいいんですけども、そこから死者が出る可能性はゼロじゃないですからね。でも、こういったある程度誰が来ているか分かっているようなところであれば、感染症対策を取ればやっぱり抑え込めると思うし、そういった意味ではイベント、国が示すイベントの基準を守りながら感染症対策を取って、例えば歌舞伎なんかで言うと、演目の間をできるだけ1回で終わらせて、トイレに行く、みんなが集まる時間帯をできるだけなくすとかね。休憩っていうのをなくして1回ごとで終わったのを何回も繰り返すとか。できるだけそういうふうな細かな配慮もしながら対策を取って実施していくと、基本的な対策は当たり前ですけど。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見9月2日 全文4に続く