大阪府・吉村知事が定例会見9月2日(全文3)感染対策しながらイベント再開すべき
少人数で食事を楽しんでもらうことを推奨
その中で、じゃあ5人以上を解除して10人とか多人数の宴会をやってくださいと、感染症対策の観点からこれはなかなかいえるものではないですからね。やるかどうかは最後は府民の判断ですけど、支援するという意味では小さな単位で、そして複数回というか、多くの人が小さな単位で感染症対策を意識しながら食べたいものを外で食べてストレス発散したりおいしいものを食べて楽しいなって思ってもらったり、それを提供する店の出すほうの人も、僕らに時短要請とか休業要請されていますけども、プライドでやっているわけですから、飲食店も。一番最高の料理だと思って飲食店の人は皆さん出しているわけですからね。それをどうしても行政側から行動制約っていうことが本来はあるべき姿じゃないので。ただ、これは感染症対策で未知のウイルスだからやってきているわけですけども、そういった意味では少人数でおいしく食事を楽しんでもらうことを推奨し、それを支える政策を打っていこうという基本的な考え方です。 それによって得られた損失がどこまで回復できるかどうか、これはもう分かりません。分かりませんが、4人というふうに設定したのは、やっぱり5人以上の飲み会禁止、感染リスクを考えてやっているところの裏返しの部分であるのも、それは事実だと思います。 司会:次のご質問、お願いします。
コロナ下でのイベント再開への思いは
Lmaga.jp:エルマガジンの岡田です。イベントのことに関してなんですけれども、久しぶりに、8カ月ぶりの歌舞伎公演もあったりとかで、アーティストの方たちがなかなか活躍する機会もなく、コロナ状況下でイベントを、この3つ再開される意味だったりとか思いだったりっていうのがあったらお願いします。 吉村:やはりイベント、今回、この歌舞伎ですけど、伝統文化ですが、コロナ対策で自宅にいてください、医学的にはそうなんでしょう、コロナ感染症だけを見たらね。医学的には感染症対策的にはもう家にいてください。それが一番感染症を抑えることになるのは、これはもう間違いないし僕もそう思っています。でも、そこによる副作用っていうのはやっぱり考えなきゃいけなくて、ずっと家にいるっていうのはいろんな障害がやっぱり出てきます。これは子供の勉強とか、心もそうだし、われわれもそうだし、そしてやっぱり高齢者の皆さんもそうだし。元気に生きていく、豊かに生きていくという意味ではやはりそういった、ある意味、外に出て、そして歌舞伎なんか、そういった文化なんかに触れる、イベントでそういったところで楽しむっていうのは、僕はやっぱり心の健康という意味で、人間らしく豊かに生きていくという意味で非常に重要なことだと思います。