大阪府・吉村知事が定例会見9月2日(全文3)感染対策しながらイベント再開すべき
感染拡大した場合、キャンペーン中断もありうるか
関西テレビ放送:関西テレビの竹内です。ミナミのキャンペーンについてなんですけども、飲食店のキャンペーンについてなんですけども、この感染状況がもし、今ちょっと落ち着いてきてますけど、またあらためて第3波になるような感染状況が拡大してきた場合に、このキャンペーンを途中で中断するようなこともあり得るのでしょうか。 吉村:基本的には中断するというのは考えてはないですが、感染状況がどうなるかというのは、ちょっとこれは誰も予測できないところでありますので、基本的には一度実施して、この期間を区切って、公募条件にもありますし、そこはしっかり継続してやりたいと思っています。ただ、感染状況が増えてくると、どうしてもこれは、飲食店を利用しようという方もそういう気にはなかなかならなくなってきたりもするでしょうし、やっぱり控えようということになってくると思うので、消費意欲も下がってくると思いますから、実際の利用というのはやっぱり減少するんだろうなとは思いますし、あとそれとは別の問題として僕自身もさっき言ったとおり感染が増えてきて、これはこのまま医療崩壊するみたいな状況になってきたら、いろんなものを抑えにかからなきゃいけないという、相矛盾することをしなきゃいけないというのが、ある意味知事として難しいハンドリングですけど、それが役割、責任だと持ってますので、そのときは、感染状況が増えてきたときには、これは適時適切に判断するということになろうかと。それはこのキャンペーンだけじゃなくて、いろんなことについて適時適切に判断をするということになろうかと思います。 これを言うと、いや、それだったらやっぱり飲食店で、唯一マスクできないのは家庭内と飲食店ですよ。唾液が飛び交うところ、唾液にたくさんウイルスがいますから、そこで広がる。飲食店も広がる可能性もやっぱりあるから、ミナミなんかでも1回休業要請をしてるんだったら、もうそもそもこんなことやらなきゃいいじゃないかという、まったく関係ない方はそう思われる方もいるとは思いますが、ただやっぱり、飲食店を事業されてる方にとっては日々、やっぱりこれは生活だし、そしてそこには家族もいるし、非常に厳しい状況になっているのは、これはもう間違いないわけですよ。