大阪府・吉村知事が定例会見9月2日(全文4完)誰が総理でも是々非々でやっていく
大阪府の吉村洋文知事は2日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪・吉村知事が会見 飲食店支援でポイント還元策を発表(2020年9月2日)」に対応しております。 【動画】大阪・吉村知事が会見 飲食店支援でポイント還元策を発表 ◇ ◇
やっぱりゼロリスクはない
吉村:そうすることでコロナ禍においてもやっぱり伝統文化に触れて心豊かに生きていくということが非常に重要じゃないかなというふうに思います。コロナがあるからとにかくもうなんでもかんでも動くな、自粛、自粛っていうのは、時として必要なときもあると思いますが、感染症の専門家から見たらそれが一番ベストかもしれないけど、やっぱり人間として生きていくという上では、やっぱりゼロリスクはないわけなんで。 リスク対策をしながらこういう文化に触れる、心をある意味豊かに生きていくということも僕は重要なんじゃないかなと思っていますので、今回、大阪文化芸術フェスは中止にもしませんでしたし、その中でも感染症対策も打ってやっておりますので、ぜひ楽しんでいただけたらなというふうに思います。ちなみに今、この歌舞伎はほぼ満席というか、準備したチケットはほぼ完売のような状況だというふうに聞いています。 司会:次のご質問をお願いします。
テレワークの方針を早めに出すのは可能か
日刊工業新聞:日刊工業新聞の大川です。テレワークについてお聞きします。何度も聞いてすみません。テレワーク率70%というのを9月中旬まで延長されていると思うんですけれども、その後の方針についてできるだけ早めに出す、もしくは長期の方針を示していただくということは可能でしょうか。企業の人事ですとか、総務部門は知事の方針を見た上で社内に通達を出す必要がありまして、直前の発表が混乱を引き起こしているという面もあります。飲み会の自粛ですとか、飲食店への影響が大きいような事業でしたら感染状況を見極めた上で、短期のできるだけ最小限に抑えるっていうのは必要だというのは分かるんですけれども、テレワークに関してはもっと長期の見方ができるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 吉村:テレワークについてこれまでいろいろお願いしていますが、今回9月に入って初めて新しくお願いしたわけじゃなくて、継続的にお願いしている内容で急に出てきた話ではありません。それがまず1点。そして感染がある程度抑えられている状況の中でも、やはりテレワークっていうのは新しい働き方として、僕はやっぱり有効だと思っています。ただやっぱり民間の事業の皆さんは、実態に合わないよとか、いろんな判断があると思いますので、強制というわけではありませんが、できるだけこのテレワークには協力をいただきたいなというふうに思っています。 数字の目標なんかも示していますので、テレワークを70%推進することという、これは具体的にいつまでに何をという、そこまで行政で縛ることはありませんけども、大きな目標としてテレワークをぜひ進めてくださいというのは、感染がある程度収まった今でもこれはもうなくすことなく進めてるという状況です。これだけを取り上げて具体的にいつまでに何%とかいうのは、今の段階で判断してるものではないし、何か作成するよということも考えてるものではありませんが、実態調査なんかも含めて今後の感染状況も見ながら判断していきたいと思います。