ミサイル直撃の瞬間キャッチ ベイルートでAPカメラマン
ベイルート、レバノン、10月23日 (AP) ― 中東レバノンの首都ベイルート南部郊外のゴベイリーにあるビルが10月22日、イスラエル軍の空爆で粉微塵に破壊された。 AP通信は、ミサイルが建物を直撃する瞬間を捉えたカメラマンの画像を公開した。 目標となっていた2棟の建物には「ヒズボラの施設」が含まれている、というアラビア語の警告から40分後に、ピンポイント空爆が実施された。 標的となった建物は、人通りの多い場所に建っており、道路を隔てた向かい側には、多くの避難民の避難場所となっている公園があり、近くにはレバノン駐在フランス大使公邸もある。 警告があった時点で、イスラム教シーア派武装組織ヒズボラの広報官が、目標となった建物から数百メートル離れた場所で、予定されていた記者会見を行っていたが、爆撃で会見は打ち切られ、広報官とジャーナリストらは現場から避難した。 空爆に関して、イスラエル国防軍からコメントはなかった。 (日本語翻訳・編集 アフロ)