民家からヒズボラの武器発見 レバノン南部のイスラエル軍
テルアビブ、イスラエル、10月17日 (AP) ― イスラエル国防軍は10月16日、レバノン南部にある、イスラム教シーア派武装組織ヒズボラと過激派の拠点に対する空爆の様子を捉えた映像を公開した。 映像にはヒズボラの武器弾薬なども写っている。 イスラエル陸軍は声明で、民間人地区で2軒の武器倉庫を発見し、大量の砲弾やロシア製対戦車誘導ミサイル9M113コ―ネット、無数の旧ソ連開発の対戦車ミサイルAT-3マリュートカ、100発以上の迫撃砲弾を発見したと述べた。 過去2週間、イスラエルヒズボラの拠点制圧を目指して地上部隊をレバノン南部に投入。 イスラム武装組織ハマスに対する宣戦布告からほぼ1年間断続的に続いていた、レバノン国境を挟んだイスラエルとヒズボラの小規模な武力衝突は、ここにきて全面戦争に発展。 レバノンでは約120万人が避難民となっている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)