「日産・アリア NISMOは電気自動車のイメージを覆す一台!」黒木美珠を驚かせた美しいボディ
YouTuberであり自動車ライターの黒木美珠さんが、オーシャンズ世代におすすめの1台を実際に試乗しながらレビューしていく本企画。 ▶︎すべての写真を見る
今回は、横浜の美しい街並みで日産「アリア NISMO」を試乗してきた。「電気自動車の新しい一面を感じられる一台です!」と黒木さんが太鼓判を押す理由とは。
電気自動車のイメージを変える「アリア NISMO」
皆さんは、電気自動車と聞いて、どのようなイメージを思い浮かべますか? 環境に優しい「エコなクルマ」でしょうか。それとも、力強い加速性能を想像して「速そう!」といった印象をお持ちでしょうか。 「アリア NISMO」は、アリアの中でも特にスポーティな仕上がりを誇る一台。電気自動車の新しい一面を感じていただけるクルマだと思います。 今回のレビューを通して「電気自動車でもこんなモデルがあるんだ!」といった、驚きや発見のきっかけになれば幸いです。それでは試乗していきましょう。
アリアは、当初「B6」と「B9」というモデルをメインに展開されていましたが、そこにNISMOの手が加わり、よりスポーティなグレードが選べるようになりました。 まずは、このアリアの車名の後ろについている「NISMO」とは何かをご紹介します。
NISMOとは日産のブランドのひとつで、モータースポーツ活動を中心に展開しています。 「速さと高揚感」をテーマに掲げ、走る喜びや操る楽しさ、そして安心感を兼ね備えた乗り味を実現することを得意とし、そのコンセプトは、NISMOモデル全体に息づいているのです。
NISMOならではのスポーティさと先進性を感じるデザイン
まずはエクステリアデザインについてご紹介します。 アリアのボディラインは、シンプルでありながら緻密に練り上げられた美しいフォルムが特徴。この繊細なコントラストを生み出すデザインが非常に魅力的です。 アリア NISMO専用グレードでは、この優れたデザインにスポーティさと先進性を加える特別装備が多数採用されています。
フロントには、存在感を際立たせるNISMO専用オーバーフェンダーと専用バンパーを装備。アリアにも専用バンパーとリアデッキスポイラーが採用され、エアロダイナミクス性能を向上させつつ、洗練されたスタイリングを実現しています。 また、NISMO専用のドアアンダーフィニッシャーがサイドビューを引き立て、オプション設定の専用フードデカール(NMCオプション)によって、さらに個性的なアクセントが加えられています。