福島などで震度5弱 気象庁緊急会見1回目(全文2完)沿岸は津波に注意
震度1以上がこれまでに18回発生、だいぶ活発な状況なのか
フジテレビ:すいません、フジテレビですけれども、地震活動の状況で7時30分現在、全部足すと18回発生しているんですが、震度1以上が。これは、だいぶ活発な状況というふうに言えるんでしょうか。 中村:はい。ほかに資料がないので比較が難しいんですけど、一般に言うと活発な状況だと考えていただいていいと思います。 フジテレビ:かなり多いと。 中村:かなりと言えるか分からないですけれども、体に感じるような地震が10回、20回というのを短時間で起きるというのは、十分活発な状況だと思います。 記者4:すいません、確認なんですけども、今回、津波、まあ地震が陸から近いところで起きているということで、何か津波の今後の警戒、注意事項とかあれば。 中村:今回の地震についてということですか。沿岸から比較的近いところで起きたというところでは、一般に近ければ近いほど津波が早く来やすいということ。ただもう沿岸にそれぞれ到達している状況なので、現時点でいえば津波警報、注意報解除されるまで避難を続けていただきたいと。津波は沿岸のいろいろ、反射とか屈折を繰り返しながら沿岸で長く続くケースがありますので、津波の観測状況に応じて津波、われわれ監視しておりますので、警報、注意報、解除されるまで避難を継続していただきたいと思います。 記者4:例えば一番近いところで津波のエネルギーが沖合のほうに掛かりにくくなって、陸側にぶつかって、かなり広い範囲で大きな、高い津波が来るとか、そういう特徴みたいなのってあるんですか。 中村:ちょっと、今の時点で今回の地震についてそういう特徴が言えるかどうかというのは、ちょっと分からない。 テレビ朝日:テレビ朝日なんですけれども、ここ数日で震源の近くで地震が起きたりですとか、地震活動の高まりというのは何かあったりとかって。 中村:小さい地震まではちょっと確認はしていないですけれども、特にそんな目立った活動というのはなかったと思います。