「塩分を控えれば健康」は大ウソだった...儲け主義の「デタラメ医師」に殺される人が陥りがちなヤバい思考
■ラーメンスープを飲んで目指せ健康長寿 健康を維持するうえで重要なものが3つあります。1つ目は「栄養」です。栄養状態こそ健康や寿命を規定しているのです。少し歴史を振り返ると、1950年まで日本人の死因トップは結核でした。ところが、51年から脳卒中に変わっています。医者たちは、結核が減った理由をストレプトマイシンという抗生物質のおかげだとしています。しかし、それは結核にかかった後に出す薬ですから、51年までに結核が「減った」理由の説明にはならないのです。一方、50年頃からアメリカ軍が日本人に脱脂粉乳を配りました。それで免疫力が圧倒的に上がったのが、結核が減った本当の理由だと考えられます。 51年から80年までは脳卒中(特に脳出血)が死因のトップになりました。そして81年からはがんが死因トップになっています。脳卒中が減少した原因に関しても、医者たちは減塩運動や高血圧の薬が出たおかげと言いたがりますが、それも大ウソ。50~60年代は日本人の多くが栄養不足のため血管が弱く、血圧150程度でも破れて出血する人が多発していたのです。しかしその後、日本の食生活が豊かになって栄養状態が改善したため、血管が丈夫になっただけの話。現在は血管が詰まる脳梗塞が7割で、脳出血は3割に減っていることからも説明がつきます。 では81年からがんが死因トップになったのはなぜか。それは日本のバカな医者たちが「肉を食べるな」と言い出し、コレステロール不足で免疫力が低下してがんになりやすくなったからです。実は、日本人の栄養摂取量は非常に少ない。13年のFAO(国連食糧農業機関)の調査によると、国民一人当たりの摂取カロリーは、北朝鮮、ルワンダに次いで日本が3番目に少ないのです。先進国でありながら、途上国並みに栄養不足ということです。 そもそも日本人は胃が弱いため、年を取ると脂っこいものが苦手になります。そのため高齢者の中にはタンパク質やコレステロールが不足している人が多く、がんになりやすいのです。というのもコレステロール値が高いほど、がんになりにくいことがわかっているからです。同時に、コレステロールはうつ病になるリスクも軽減します。日本の高齢者が元気がないのも、栄養不足が原因です。若年層に比べて、高齢者は栄養不足が体に反映されやすい。亜鉛が足りず味覚障害になったり、ED(勃起不全)になるなど、栄養不足がさまざまな症状を引き起こします。 本来、高齢者も1日20~30品目を食べる必要があります。ところが高齢の夫婦2人暮らしの場合、簡単な食事で済ませるケースが多く、1日5~6品目というのが実態です。そこで手っ取り早く栄養を摂るうえでお勧めなのが、ラーメンです。チェーン店のラーメンではなく、化学調味料(うま味調味料)不使用のものを選んでください。スープだけで10~15品目、加えてメンマ、ホウレンソウ、チャーシュー、煮卵、麺を合わせて一杯で20品目を超えます。塩分7.5グラムの基準値に意味はなく、15グラムまでOKと考え、スープも飲みほしていいのです。