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吉田大樹

吉田大樹

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労働・子育てジャーナリスト/グリーンパパプロジェクト代表

報告

見解これまで小中高の会長と市P連の会長を務めてきたが、以前のような強制感のある組織ではなかったので、記事にあるマニュアルの存在など、はるか昔の時代のことのように感じたが、地域的にまだ残っているようだ。ただ、コロナ禍を経て、PTAの活動もだいぶ簡素化・縮小が進んだのも事実。その方向性を決めるのは、PTAの本部や執行のメンバーの関係性が大きい。関係性が良好であればあるほど、改革・改善は進むし、PTA会長が独断でどんどん進めてしまって、他の本部役員が置いていかれるようなこともない。みんなが納得した上で進めていくことで協力も得やすくなる。小学校の会長はコロナ禍の1年間だけだったが、保護者からの要望も受けて、入会の意思確認、部会(委員会)の削減、学校との個人情報取扱規則の締結などを進めることができた。これも本部メンバーが真摯に話し合った結果だ。PTAに必要なのはより良いものにしていくための対話だと思う。

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コメンテータープロフィール

吉田大樹

労働・子育てジャーナリスト/グリーンパパプロジェクト代表

1977年7月東京生まれ。2003年3月日本大学大学院法学研究科修士課程修了(政治学修士)。労働専門誌の記者を経て、12年7月から2年間ファザーリング・ジャパン代表。これまで内閣府「子ども・子育て会議」委員、厚労省「イクメンプロジェクト推進委員会」委員を歴任。現在、内閣官房「「就学前のこどもの育ちに係る基本的な指針」に関する有識者懇談会」委員、厚生労働省「子どもの預かりサービスの在り方に関する専門委員会」委員、東京都「子供・子育て会議」委員などを務める。3児のシングルファーザーで、小・中・高のPTA会長を経験し、現在は鴻巣市PTA連合会会長。著書「パパの働き方が社会を変える!」(労働調査会)。

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