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楊順行

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スポーツライター

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補足鮮やかなセーフティー・スクイズを決めた岸田行倫。今季は88試合出場など、多くのキャリアハイを記録する成長ぶりだ。報徳学園高から社会人の大阪ガスを経て2017年のドラフト2位で入団。捕手になったのは高校2年の秋だ。「永田(裕治・当時)監督から『上のレベルでやるには捕手もいいぞ』といわれて」、それまでの内野兼投手から転向した。すると3年時のセンバツに出場。このときはマスクをかぶりながら救援登板もあり、「夢だった」という甲子園のマウンドも経験した。その夏の甲子園は不出場だったものの、高校日本代表に選出。おもに一塁を守りながら高橋光成(現西武)らの球を見て、「自分はまだ、レベル的に自信がない」と志望届は提出しなかった。大阪ガスでは、1年目から捕手として日本選手権準優勝に貢献。阪神ファンで、社会人時代には「寮が甲子園まで近く、入場無料になる7回以降、よく自転車で見に行っています」と話してくれたっけ。

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    野球評論家/著作家

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コメンテータープロフィール

1960年、新潟県生まれ。82年、ベースボール・マガジン社に入社し、野球、相撲、バドミントン専門誌の編集に携わる。87年からフリーとして野球、サッカー、バレーボール、バドミントンなどの原稿を執筆。85年、KK最後の夏に“初出場”した甲子園取材は64回を数え、観戦は2500試合を超えた。春夏通じて55季連続“出場”中。著書は『「スコアブック」は知っている。』(KKベストセラーズ)『高校野球100年のヒーロー』『甲子園の魔物』『1998年 横浜高校 松坂大輔という旋風』ほか、近著に『1969年 松山商業と三沢高校』(ベースボール・マガジン社)。

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