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米澤泉

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甲南女子大学教授

報告

解説近年はファッション誌が実質的にアイドル誌の役割を果たしているので、アイドル誌の需要が低下したということもあると思います。 かつてはファッション誌の表紙を男性アイドルが飾ることなどほぼありませんでしたが、ファッション誌の人気低迷に伴い、ファッション誌や美容誌の表紙に男性の人気アイドル、俳優などが毎号登場するようになりました。例えば、2024年9月号の『VOCE』にはSnow Manのラウールさんが、ライバル誌『マキア』には、SUPER EIGHTが登場予定なので、発売前からAmazonでは売り切れになるほどの人気です。 そういった事情もあり、従来型のアイドル誌は苦戦を強いられたのでしょう。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 田島悠来

    帝京大学文学部社会学科講師

    補足アイドル誌は「アイドル」のイメージを作ったり、プロモーションを行ったりするために格好な、またファンに…続きを読む

  • 濵田俊也

    文京学院大学教授(マーケティング戦略)、プロデューサー

    見解長くアイドルシーンを支えてきた「ポポロ」さんの休刊はとても残念です。 私自身がアイドルカルチャーに関…続きを読む

コメンテータープロフィール

1970年京都生まれ、京都在住。同志社大学文学部卒業。大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程単位取得満期退学。甲南女子大学人間科学部文化社会学科教授。専門は女子学(ファッション文化論、化粧文化論など)。扱うテーマは、コスメ、ブランド、雑誌からライフスタイル全般まで幅広い。新刊『小泉今日子と岡崎京子』『おしゃれ嫌いー私たちがユニクロを選ぶ本当の理由』『「くらし」の時代』『「女子」の誕生』『コスメの時代』『私に萌える女たち』『筋肉女子』など多数。

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