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山路力也

山路力也

認証済み

フードジャーナリスト

報告

補足ミナミマグロは南半球の高緯度海域に生息し、日本の他オーストラリアや韓国、台湾などの漁獲量が多い魚です。スーパーに出回ることはほとんどなく、寿司店をはじめとする飲食店に主に流されます。クロマグロと共に日本人が好む高級魚です。 マグロのように海洋を広範囲に回遊する魚は「高度回遊性魚種」と呼ばれ、その魚が遊泳する範囲にある関係国が「地域管理機関」を設立し共同で管理しています。国際資源管理機関『CCSBT(ミナミマグロ保存委員会)』は2024-26年の日本に対するミナミマグロの年間漁獲枠を16.8%増の7,295トンとすることを決めました。これは資源の回復によるもので日本を含む全8カ国、地域で増枠となりました。 かつて日本では指定された漁獲枠を漁業者に競争で獲らせ、割当量の上限に達したらその年の漁獲を終える仕組みでしたが、漁業者の過少申告などの問題があり個別割当(IQ方式)にシフトしています。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 山田吉彦

    海洋問題研究者/東海大学海洋学部海洋理工学科教授

    見解ミナミマグロの資源量の回復が報告されたことから、2024年から26年の各国の漁獲枠が拡大した。全体枠…続きを読む

コメンテータープロフィール

フードジャーナリスト/ラーメン評論家/かき氷評論家 著書『トーキョーノスタルジックラーメン』『ラーメンマップ千葉』他/連載『シティ情報Fukuoka』/テレビ『郷愁の街角ラーメン』(BS-TBS)『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日)『ABEMA Prime』(ABEMA TV)他/オンラインサロン『山路力也の飲食店戦略ゼミ』(DMM.com)/音声メディア『美味しいラジオ』(Voicy)/ウェブ『トーキョーラーメン会議』『千葉拉麺通信』『福岡ラーメン通信』他/飲食店プロデュース・コンサルティング/「作り手の顔が見える料理」を愛し「その料理が美味しい理由」を考えながら様々な媒体で活動中。

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