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山路力也

山路力也

認証済み

フードジャーナリスト

報告

見解このように飲食店が客に対してルールなどを設定する場合がありますが、その大半はハウスルールというよりも一般常識やマナーに対するものであり、つまりはそもそも社会人としてのマナーやモラルが備わっていない客層の業態に起こっていると考えられます。 例えば高級フレンチや寿司店などで「イヤフォンをつけないで」「ティシュを捨てないで」などとルール化している店はありません。なぜならばそんな客は一人もいないからです。 一般論としてラーメン店や大衆食堂などカジュアルで低価格な業態の場合、常識やマナーが備わっていない客層になる傾向があります。店内で鼻を噛んで丼に入れるとか、食事そっちのけでスマホに集中するとか、子供の汚れたオムツを置いていくような常識のない、当たり前が通用しない人たちを相手に商売をする場合、店の治安を維持するためにもある一定のルールや注意喚起は致し方ないのだろうと思います。

コメンテータープロフィール

フードジャーナリスト/ラーメン評論家/かき氷評論家 著書『トーキョーノスタルジックラーメン』『ラーメンマップ千葉』他/連載『シティ情報Fukuoka』/テレビ『郷愁の街角ラーメン』(BS-TBS)『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日)『ABEMA Prime』(ABEMA TV)他/オンラインサロン『山路力也の飲食店戦略ゼミ』(DMM.com)/音声メディア『美味しいラジオ』(Voicy)/ウェブ『トーキョーラーメン会議』『千葉拉麺通信』『福岡ラーメン通信』他/飲食店プロデュース・コンサルティング/「作り手の顔が見える料理」を愛し「その料理が美味しい理由」を考えながら様々な媒体で活動中。

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