補足今年のアジアカップから正守護神に抜擢されている鈴木彩艶選手だが、大会前は所属クラブでのリーグ戦出場が浦和時代の8試合、シントトロイデンでの16試合を合わせてわずか24、国際Aマッチ出場は4に過ぎなかった。アジアカップでは不安定なプレーで批判も浴びたが、ミスした場面について常にGKグループでディスカッションしながら改善のための最適解を探り、修正を施し、努力を重ねていた。 その後はシントトロイデンの1部残留の立役者になり、夏にセリエAのパルマに移籍してからも正守護神の座を任され、文字通り、出場試合数を重ねながら進歩を見せている。インドネシア戦でのこのセーブシーンでは立ち位置や距離を詰める間合いが素晴らしかった。 10月にジッダで行われたのサウジアラビア戦の時から既に以前とはまったく違う落ち着きを感じさせていたが、今回はその時以上の冷静なパフォーマンスが光った。今なお日進月歩で成長中だ。
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コメンテータープロフィール
北海道大学卒業後、スポーツ新聞記者を経て、06年からフリーのスポーツライターとして取材活動を始める。サッカー日本代表、Jリーグのほか、体操、スピードスケートなど五輪種目を取材。AJPS(日本スポーツプレス協会)会員。スポーツグラフィックナンバー「Olympic Road」コラム連載中。
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