提言子どもに関わる現場の職員からの暴行が後を絶ちません。絶対に断れないのが分かっていての立場を利用した暴行。子どもに関わる現場の人間の本質を見抜くのは課題であり続けますが、こうした指導者の場合は、技術を持った人に限られるので、人間性を見極めるのは後回しになる可能性はあるでしょう。被害者の側は断れない関係性という事だけではなく、自分が恥ずかしい事をされているという気持ちからの告白の難しさ、相談しても誰にも相手にされないだろうとも考えます。親からの虐待に関しては、児童相談所でも匿名のLINE相談を始めていますが、相談が来ても本人の特定が難しく関われないケースも多いと聞きます。子どもは匿名だから相談しやすい、という側面はありますが、相談を受けた側が救済出来ないという課題はあるのです。子どもが相談しやすく、かつ確実に救済出来るシステムを開発する必要があると言えるでしょう。
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