住宅ローン変動金利どこまで上がる? 影響・対応策・注意点とは
テレビ朝日系(ANN)
補足全期間固定型(代表は【フラット35】)は、返済中の適用金利は変わらず、返済額もそのままなので、金利上昇に強いのが特徴です。変動型を新規に借りる場合は優遇幅がどうなるかで適用金利が変わります。返済中の場合は優遇幅が変わらず、基準金利が上がれば適用金利もそれだけ上がります。ただし、多くの金融機関では返済額が急激に上がらないように5年間返済額を変えない措置を取りますが、金利上昇で増えた利息が減るわけではありません。 金利を予測することは難しいですが、上昇トレンドに入っていますので、金利が上がっても返済できるかを確認すべきです。変動型と固定型をミックスさせるのも有効でしょう。 また、超長期ローンは毎月の返済額を抑えられるメリットはありますが、支払うべき利息は増えます。問題となるのは、利息が多いほど元金が減らないこと。万一売る場合に、ローン残高が減っておらず、売却額で完済できないリスクがあります。
早稲田大学卒業。リクルートにて、「週刊住宅情報」「都心に住む」などの副編集長を歴任。現在は、住宅メディアへの執筆やセミナーなどの講演にて活躍中。「SUUMOジャーナル」「東洋経済オンライン」「ビジネスジャーナル」などのサイトで連載記事を執筆。宅地建物取引士、マンション管理士、ファイナンシャルプランナー等の資格を持つ。江戸文化(歌舞伎・落語・浮世絵)をこよなく愛する。
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