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山口健太

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ITジャーナリスト

報告

見解生成AIは昨今の株式市場における最大の関心事の1つになっています。ChatGPTが登場した2022年11月30日から、NVIDIAの株価は8倍になり、マイクロソフト(1.8倍)やアップル(1.5倍)を大きく上回っています。 NVIDIAはゴールドラッシュ時にツルハシを売る会社にたとえられますが、ハードの性能が良いだけでなく、ソフトと一緒に普及しています。みんなが使い慣れているので、安価なツルハシが出てきても簡単には置き換えられる心配がありません。 問題は、ツルハシを買った人たちが本当に金を掘れているのかという点です。生成AIの価値を引き出すには社会のあり方を根本から見直す必要があり、それには長い時間がかかります。いったんはブームが沈静化してもおかしくないと考えますが、それがいつなのか予想するのは難しいところです。

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  • 武者良太

    ガジェットライター

    見解「謎の半導体メーカー」と言われたこともあるエヌビディア(NVIDIA)。GPUメーカーとしては長らく…続きを読む

コメンテータープロフィール

(やまぐち けんた)1979年生まれ。10年間のプログラマー経験を経て、フリーランスのITジャーナリストとして2012年に独立。主な執筆媒体は日経クロステック(xTECH)、ASCII.jpなど。取材を兼ねて欧州方面によく出かけます。

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