見解ヤフートップの見出しを見ると、かなり悪質な違反と感じましたが、記事を読むと、不注意による事務的ミスが始まりで、その後に情に負けての意図的違反ですね。もちろん良いことではありませんが、同情できます。 教師にとって部活の仕事は負担ですが、特に部活関連の事務仕事は大きな負担です。競技ごとに独特のルールなどがあり、よく理解しないと大きなミスが発生します。その競技に関する経験が不足している教員には、さらに大きな負担です。 教師の多くは、生徒と関わることには、喜びと意欲を感じています。部活指導にも熱心で積極的な教員も多くいます。事務仕事など、教員免許がなくてもできる仕事に関して支援てくれる人がいると助かるでしょう。 大会運営上の問題もあるかもしれませんが、その大会も教師たちのボランティアによって支えられています。現状のままで、これまで通りの教育サービスを求めるのには、限界が近づいています。
コメンテータープロフィール
1959年東京墨田区下町生まれ。幼稚園中退。日本大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(心理学)。精神科救急受付等を経て、新潟青陵大学大学院臨床心理学研究科教授。新潟市スクールカウンセラー。好物はもんじゃ。専門は社会心理学。テレビ出演:「視点論点」「あさイチ」「めざまし8」「サンデーモーニング」「ミヤネ屋」「NEWS ZERO」「ホンマでっか!?TV」「チコちゃんに叱られる!」など。著書:『あなたが死んだら私は悲しい:心理学者からのいのちのメッセージ』『誰でもいいから殺したかった:追い詰められた青少年の心理』『ふつうの家庭から生まれる犯罪者』等。監修:『よくわかる人間関係の心理学』等。
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