見解メンタルヘルス関連の話で、働き方事情の専門家として、鬱で休職した当事者として出演したことがある。大変に丁寧なつくりで好感をもった。闘病中の家族、障がい者手帳を持っている家族が多い家庭で育ったのが、その当事者や家族だけがわかる事情がある。これを事実ベースで、かつ喜怒哀楽も含めて、赤裸々に、紹介した功績は大きい。 障がい者や、難病と闘う人の恋愛や性の事情、飲酒や喫煙事情についてふれた のも大きな問題提起である。みんな、人間なのだ。人間讃歌とも言える番組だった。民放の障がい者描く番組を「感動ポルノ」として批判したのも膝を乱打するものだった。 この番組が終わるのは寂しいが、この番組からバトンを受け継ぎ、障がい者、生きづらい人がごく普通に、普通の番組に登場する時代を期待している。 最後に、色覚異常をとりあげてほしい。私も当事者だ。障がい者にはカウントされない。だが、生きづらいのだ。
同じ記事に対する他のコメンテーターコメント
コメンテータープロフィール
1974年生まれ。身長175センチ、体重85キロ。札幌市出身。一橋大学商学部卒。同大学大学院社会学研究科修士課程修了。 リクルート、バンダイ、コンサルティング会社、フリーランス活動を経て2015年4月より千葉商科大学国際教養学部専任講師。2020年4月より准教授。長時間の残業、休日出勤、接待、宴会芸、異動、出向、転勤、過労・メンヘルなど真性「社畜」経験の持ち主。「働き方」をテーマに執筆、研究に没頭中。著書に『なぜ、残業はなくならないのか』(祥伝社)『僕たちはガンダムのジムである』(日本経済新聞出版社)『「就活」と日本社会』(NHK出版)『「意識高い系」という病』(ベストセラーズ)など。
常見陽平の最近の記事
常見陽平の最近のコメント
アクセスランキング
- 1
佐々木恭子アナ、フジテレビで何をした人物か… 中居正広めぐる女性トラブル報道、『文春オンライン』が写真を掲載
中日スポーツ - 2
車23台、高級腕時計75本、北海道の土地…タイ最年少首相は資産632億円の大富豪
西日本新聞 - 3
中居正広の騒動拡大で木村拓哉ファンから聞こえるホンネ…「キムタクと他の4人、大きな差が付いたねぇ」などの声相次ぐ
日刊ゲンダイDIGITAL - 4
「私の席です」の貼り紙も…残念なフリーアドレスが横行「みんなコミュニケーションしたいなんて陽キャの発想」「腹落ちしないと意味ない」 対策は?
ABEMA TIMES - 5
【本当に還暦!?今年60歳を迎える美女有名人ランキング】2位中森明菜に圧勝した1位はずっと美しい人気女優
LIMO