補足滑走路上空での出来事ということであれば、目視間隔という管制官が両機を視認して遅滞なく指示できる状態に適用される安全間隔があったと説明がつきます。ただし、目視できていたとしても急激な旋回や上昇で緊急回避をする必要があるほど接近していたのであれば、目視間隔があったとは言えません。 このケースであれば、確かにイレギュラーな処理ではありますが、むしろ騒ぎすぎなのではないかな、と感じます。
コメンテータープロフィール
元航空管制官で退職後は航空系ブロガー兼ゲーム実況YouTuberとなる。飛行機の知識ゼロから管制塔で奮闘して得た経験を基に、空の世界をわかりやすく発信し続ける。
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