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坂東太郎

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十文字学園女子大学非常勤講師

報告

補足今までならば年末の与党税制改正大綱が閣議決定されて年初の通常国会で予算審議となり、予算委で多少の波乱があったにせよ1ミリも動かずに成立するのが当然でした。しかし現状は少数与党です。「123万円」で国民民主が妥協するとは到底思えないし、そこに他野党が追随すれば予算修正どころか予算案否決まであり得るのです。  何とか臨時国会を乗り切ったせいか「年収の壁」に関して与党は「これまで 通り上手くいく」と思い込んではいないでしょうか。予算案は衆議院で否決されたら与党多数の参議院の議決に関わらず最終的に衆議院の議決が優先します。久々に可否を巡る迫真の攻防戦が年初からの予算委で期待できそうです。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 花輪陽子

    シンガポール在住FP(CFPⓇ・1級FP 技能士)

    補足特定扶養控除のラインの150万円までどうにか頑張って欲しかったですが、今回だけではなく、次の年以降も…続きを読む

  • 崔真淑

    エコノミスト/昭和女子大学研究員

    見解178万円控除による経済効果は民間から多数の試算が出ています。一方で税減収に関しては非常にとても簡易…続きを読む

コメンテータープロフィール

坂東太郎

十文字学園女子大学非常勤講師

十文字学園女子大学非常勤講師。毎日新聞記者などを経て現在、日本ニュース時事能力検定協会監事などを務める。近著に『政治のしくみがイチからわかる本』『国際関係の基本がイチから分かる本』(いずれも日本実業出版社刊)など。

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