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多根清史

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報告

解説Nintendo Switch後継機種の後方互換性(前世代ハード用のソフトが使える)は、任天堂が早くから示唆していました。昨年6月の株主総会にて「次世代機への移行に関しては(中略)ハードウェアが新しくなるとお客様との関係を再構築していく必要がありました」としてソフトを通じた関係をリセットしないと暗に言っていたのです。 またNintendo Switch Onlineについては「Nintendo Switchから次世代機への移行においては、ニンテンドーアカウントを活用しながら」とも述べていました。ソフトを引き継ぐためには同じオンラインサービスを使うことが合理的であり、今回の発言は再確認と言えます。 ここ数世代は、ソニーもマイクロソフトも後方互換性を維持する方向にあり、任天堂もその流れに乗る形です。ただ、同社独自の「数世代前のソフトをリメイク」路線にどう影響するのか、興味深いところです。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 河村鳴紘

    サブカル専門ライター

    解説ニンテンドースイッチの次の新型ゲーム機ですが、わざわざ「後継機種」という言い回しをしていましたから、…続きを読む

コメンテータープロフィール

多根清史

アニメライター/ゲームライター

京都大学法学部大学院修士課程卒。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。現在はGadget GateやGet Navi Web、TechnoEdgeで記事を執筆中。

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