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多根清史

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アニメライター/ゲームライター

報告

見解『ルパン三世』シリーズや『ドラえもん』『サザエさん』など長寿アニメでもあった声優の全面的な世代交代が、『ドラゴンボール』で行われても不思議ではありません。『ドラゴンボールGT』の放送終了から30年近くが経ち、これまで当時のキャストほぼ全員が、断続的にであれ同じキャラクターを演じてこられたことが奇跡的とさえ思えます。 主要キャラが子供になった『DAIMA』が好機…というよりは、この最新TVシリーズの企画意図そのものに声優の交代が織り込まれていても不思議ではありません。「これまで30年」の作品であれば「これからの30年」も視野に入れていて当然でしょう。 ただ、ドラゴンボールの「声」であり、孫悟空ファミリーを3世代にわたり演じられる野沢雅子さんの後任は想像さえできません。今後も、ご健康とご活躍を祈るばかりです。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 河村鳴紘

    サブカル専門ライター

    見解声優変更の発表ですが、つまるところ人気コンテンツの長寿化を図る上で、避けて通れない問題になります。今…続きを読む

コメンテータープロフィール

多根清史

アニメライター/ゲームライター

京都大学法学部大学院修士課程卒。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。現在はGadget GateやGet Navi Web、TechnoEdgeで記事を執筆中。

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