補足アフターコロナとなり出入国の制限がなくなった昨年から、日本の在留外国人数は急激な増加を続けています。日本の人手不足解消のため、政府も経済界もこれまで以上に「いかに外国人に働きにきてもらえるか」に主眼を置き、「選ばれるニッポン」を目指して様々な取り組みに着手しています。 その「選ばれる」ために必要な取り組みのひとつに、外国人の子育て支援や子どもの教育環境の整備が挙げられます。多言語での情報提供や出産・子育てに関する異文化理解など、記事中に指摘されている取り組みはいずれも、今後日本が外国人受け入れ体制を整備推進するにあたって、不可欠な施策となってくるでしょう。 医療や福祉、保育に関わる方々にとっても、外国ルーツの保護者や子どもと出会う機会は確実に増えてきます。お互いが、安心して新しい命の誕生を迎え、その成長を支えるためにも、今、必要な体制を構築することが重要です。
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コメンテータープロフィール
1979年東京都生まれ。16才で単身フィリピンのハイスクールに留学。 フィリピンの子ども支援NGOを経て、2010年より現職。「多様性が豊かさとなる未来」を目指して、海外にルーツを持つ子どもたちの専門的日本語教育を支援する『YSCグローバル・スクール』を運営する他、日本語を母語としない若者の自立就労支援に取り組む。 日本語や文化の壁、いじめ、貧困など海外ルーツの子どもや若者が直面する課題を社会化するために、積極的な情報発信を行っている。2021年:文科省中教審初等中等分科会臨時委員/外国人学校の保健衛生環境に係る有識者会議委員。
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