【訃報】落語家の桂ざこばさん亡くなる ぜん息のため
ABCニュース
補足ざこば師匠は、私が小さかった頃からすでに「当たり前のようにそこにいた存在」でした。つまり関西人にとっては非常になじみ深い落語家であり、語弊を恐れず言いあらわせば“テレビタレント”でもありました。 自分たちの世代は特に『たかじん胸いっぱい』『大阪ほんわかテレビ』などが印象深く、また「落語っておもしろい」ということをテレビで伝えてくれたのは『ざこば・鶴瓶らくごのご』でした。 ちなみに2月に桂吉弥さんを取材したとき、素人時代の吉弥さんがざこば師匠の『阿弥陀池』を見て「偉そうにアンケートで『(古典の)阿弥陀池ではなく、ざこば師匠にしかできへんエエ話を聞かせてほしい』と書いたことがあって。そうしたら“桂ざごば内”という形で『ちゃんと聞いていただいてありがとうございます』との葉書がアパートに届いたんです」と振り返っていらっしゃり、ざこば師匠と奥様の“噺家”としての向き合い方を知ることができました。
大阪を拠点に芸能ライターとして活動。お笑い、テレビ、映像、音楽、アイドル、書籍などについて独自視点で取材&考察の記事を書いています。主な執筆メディアは、Yahoo!ニュース、Lmaga.jp、Real Sound、Surfvote、SPICE、ぴあ関西版、サイゾー、gooランキング、文春オンライン、週刊新潮、週刊女性PRIME、ほか。ご依頼は yuuking_3@yahoo.co.jp