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髙岡豊

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中東の専門家(こぶた総合研究所代表)

報告

解説ハマース(ハマス)やカッサーム部隊の性質や機能に鑑みると、ムハンマド・ダイフ(デイフ)やその他の幹部が物理的にこの世に存在する必要性は必ずしも高くありません。機能に即した人格を合成してそれに対外的な活動をしてもらえばいいだけとも言えます。記事中のイスラエルによる暗殺の試みがどのくらいの時間的幅でのできごとを指すかは不明ですが、ムハンマド・ダイフ自身は20年来の「著名人」であり、この間何度も死亡説とその否定、或いは生存説が繰り返されています。

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コメンテータープロフィール

髙岡豊

中東の専門家(こぶた総合研究所代表)

新潟県出身。早稲田大学教育学部 卒(1998年)、上智大学で博士号(地域研究)取得(2011年)。著書に『現代シリアの部族と政治・社会 : ユーフラテス河沿岸地域・ジャジーラ地域の部族の政治・社会的役割分析』三元社、『「イスラーム国」がわかる45のキーワード』明石書店、『「テロとの戦い」との闘い あるいはイスラーム過激派の変貌』東京外国語大学出版会、『シリア紛争と民兵』晃洋書房など。

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