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高野龍昭

高野龍昭認証済み

認証済み

東洋大学 福祉社会デザイン学部 教授/介護支援専門員

報告

見解コロナ禍によって印象は薄くなっていますが、高齢者介護施設でのインフルエンザの流行・罹患者の重症化は、30年以上前から数多く報告されています。従前から、12月から3月の流行期には、どの施設でも厳戒体制と言ってよい対応をとってきました。 最も良くないことは、過度な対応により、施設と外部との接触を遮断してしまうことです。そのことは、高齢者の意欲と楽しみを奪い、おそらくは感染時の予備力(抵抗力)にも悪影響を及ぼします。 各施設には、感染リスクの防止と社会的接触の維持のバランスを両立させるような対応を望みたいと思います。

コメンテータープロフィール

高野龍昭

東洋大学 福祉社会デザイン学部 教授/介護支援専門員

1964年・島根県生まれ。1986年から医療ソーシャルワーカーやケアマネジャーの実務を経験し、2005年から東洋大学で介護福祉士などの福祉専門職養成と高齢者福祉・介護保険制度・ケアマネジメントの研究を行う。社会福祉士・介護支援専門員。

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