感染広がるインフルエンザ 岐阜・加茂郡の老人ホームで 90代女性が死亡
インフルエンザの感染が広がる中、岐阜県は7日、加茂郡内の高齢者施設で90代の女性が死亡したと発表しました。 県の感染症対策推進課によりますと、加茂郡の特別養護老人ホームで去年12月30日からインフルエンザとみられる症状の患者が発生し、7日までに施設の職員や利用者計31人がインフルエンザと診断されました。 このうち、入所者の90代女性が1月5日に死亡したということです。 去年9月以降に確認された県内の集団感染で死亡者が出たのは初めてです。 県は12月26日に県内全域にインフルエンザ警報を発表していて、感染を予防するため外出後の手洗いの徹底や栄養と睡眠を十分にとるなどの対策を呼びかけています。