Yahoo!ニュース

花岡貴子

花岡貴子認証済み

認証済み

ライター、脚本&漫画原作、競馬評論家

報告

補足JRAは23日に「今はアニマルウェルフェア(動物福祉)がものすごく重要な課題になっている。多度大社さんの方からJRAの方に検討委員会のメンバーに加わってほしい、とお話がありまして加わりました」と話しており、加入時期は不明だが多度大社との関係性が明らかになった。JRAは馬の扱いについて国際的な視点での知見と情報を持っているため、馬の福祉を扱うオピニオンリーダー的存在が求められてのことだと察する。  ただし、日本においては同じ馬でも行政上の取り扱いには明らかな線引きがある。競馬のレースに出走する競走馬は生産から競走生活引退までの間は農林水産省管轄の畜産に関わる動物だが、その枠組みを外れると環境省の管轄下となり動物愛護管理法の元に扱われる。乗馬や観光等の展示馬も同じ環境庁の管轄下にあり、多度大社に関わる馬たちもこの枠に当てはまる。  今後、JRAがどのように関わるのか、注目したい。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 前田恒彦

    元特捜部主任検事

    解説警察は動物保護団体の刑事告発を受理しているので、警察限りで終わらせず、必ず検察に事件を送付しなければ…続きを読む

  • 楊井人文

    弁護士

    補足警察は告発状を受理し、所要の捜査を終えたときに、検察官に事件の書類・証拠物を送致する(事件を引き継ぐ…続きを読む

コメンテータープロフィール

花岡貴子

ライター、脚本&漫画原作、競馬評論家

競馬の主役は競走馬ですが、彼らは言葉を話せない。だからこそ、競走馬の知られぬ努力、ふと見せる優しさ、そして並外れた心身の強靭さなどの素晴らしさを伝えてたいです。ディープインパクト、ブエナビスタ、アグネスタキオン等数々の名馬に密着。栗東・美浦トレセン、海外等にいます。競艇・オートレースも含めた執筆歴:Number/夕刊フジ/週刊競馬ブック等。ライターの前職は汎用機SEだった縁で「Evernoteを使いこなす」等IT単行本を執筆。創作はドラマ脚本「史上最悪のデート(NTV)」、漫画原作「おっぱいジョッキー(PN:チャーリー☆正)」等も書くマルチライター。グッズのデザインやプロデュースもしてます。

関連リンク(外部サイト)

花岡貴子の最近のコメント