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高橋浩祐

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米外交・安全保障専門オンライン誌「ディプロマット」東京特派員

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補足KCNAによると、この新型ミサイルは4.5トン級の超大型弾頭を搭載できる戦術弾道ミサイル「火星11Da-4.5 」(火星11C)。Daは「かなだら」(英語でいうABC)順の3番目。今回の発射試験は模擬弾頭を搭載して最大射程500キロ、最小射程90キロでの飛行安定性と命中精度を検証したという。 北朝鮮のミサイル管理局は7月に火星11Cを250キロの中距離で発射し、飛行特性や命中精度、超大型弾頭の爆発力を検証する方針を示した。北朝鮮は今年、ロシアに火星11A短距離ミサイルを輸出したが、より大型の派生型の火星11Cを送ったとの証拠はない。 韓国軍の合同参謀本部は、1日午前5時過ぎに北朝鮮南西部から弾道ミサイル2発が発射されたと発表。ミサイル1発は600キロ飛行した後、北東の海岸沖に着弾したとみられるが、2発目のミサイルは120キロしか飛行せず、失敗して平壌地域に着弾した可能性があると述べた。

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    デイリーNKジャパン編集長/ジャーナリスト

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コメンテータープロフィール

高橋浩祐

米外交・安全保障専門オンライン誌「ディプロマット」東京特派員

英軍事週刊誌「ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー」前東京特派員。コリアタウンがある川崎市川崎区桜本の出身。令和元年度内閣府主催「世界青年の船」日本ナショナルリーダー。米ボルチモア市民栄誉賞受賞。ハフポスト日本版元編集長。元日経CNBCコメンテーター。1993年慶応大学経済学部卒、2004年米コロンビア大学大学院ジャーナリズムスクールとSIPA(国際公共政策大学院)を修了。朝日新聞やアジアタイムズ、ブルームバーグで記者を務める。NK NewsやNikkei Asia、Naval News、東洋経済、週刊文春、論座、英紙ガーディアン、シンガポール紙ストレーツ・タイムズ等に記事掲載。

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