見解外務省沖縄事務所の宮川学大使は6月29日、現地メディアの取材に対し、米兵を被疑者とする性犯罪事件について、「(防衛局には)伝えている」などと答えていた。その一方で、防衛省側は「沖縄防衛局に連絡がなかった」と説明し、両者の間で食い違いが起きていた。結局、宮川大使の説明が間違っていたことになる。 そもそも本来は、こうした何度も繰り返される米兵による人権侵害の痛ましい事件の再発を防止するためには、アメリカ相手に日本一丸で毅然と立ち向かっていかないといけないのに、外務省は身内の他政府組織に事件について伝えていないとはいったいどういうことなのか。
コメンテータープロフィール
英軍事週刊誌「ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー」前東京特派員。コリアタウンがある川崎市川崎区桜本の出身。令和元年度内閣府主催「世界青年の船」日本ナショナルリーダー。米ボルチモア市民栄誉賞受賞。ハフポスト日本版元編集長。元日経CNBCコメンテーター。1993年慶応大学経済学部卒、2004年米コロンビア大学大学院ジャーナリズムスクールとSIPA(国際公共政策大学院)を修了。朝日新聞やアジアタイムズ、ブルームバーグで記者を務める。NK NewsやNikkei Asia、Naval News、東洋経済、週刊文春、論座、英紙ガーディアン、シンガポール紙ストレーツ・タイムズ等に記事掲載。
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