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高橋浩祐

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米外交・安全保障専門オンライン誌「ディプロマット」東京特派員

報告

見解来年1月に退任するバイデン大統領は、最後の国連一般討論演説で「ガザ停戦」を呼び掛け、政権のレームダック(死に体)化の懸念払拭を目指したようだが、既に時遅しで、中東の混乱は歯止めが効かなくなっている。 米ABCテレビは20日、「バイデン政権は、イスラエルとレバノンのヒズボラ武装勢力の間で劇的な緊張が高まっている1週間の間、いつも以上に無関心な姿勢を取っており、米国高官は事態の悪化を恐れて本格的な危機外交を控えている」と報じた。 米シンクタンク、中東研究所の米国外交政策担当シニアフェロー、ブライアン・カトゥリス氏はABCの取材に対し、「アメリカは今、ヘッドライトに照らされた鹿のようだ」「言葉、行為、行動の点では、米国は事態を牽引しているのではなく、事態に反応しているだけだ」と指摘した。 政権末期でバイデン政権が受け身になる中、イスラエルのネタニヤフ首相のやりたい放題になっているようだ。

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  • 志葉玲

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    フリージャーナリスト(環境、人権、戦争と平和)

    解説この期に及んで一体、何を寝ぼけたことを言っているのでしょうか。バイデン大統領が本気でイスラエルを止め…続きを読む

コメンテータープロフィール

高橋浩祐

米外交・安全保障専門オンライン誌「ディプロマット」東京特派員

英軍事週刊誌「ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー」前東京特派員。コリアタウンがある川崎市川崎区桜本の出身。令和元年度内閣府主催「世界青年の船」日本ナショナルリーダー。米ボルチモア市民栄誉賞受賞。ハフポスト日本版元編集長。元日経CNBCコメンテーター。1993年慶応大学経済学部卒、2004年米コロンビア大学大学院ジャーナリズムスクールとSIPA(国際公共政策大学院)を修了。朝日新聞やアジアタイムズ、ブルームバーグで記者を務める。NK NewsやNikkei Asia、Naval News、東洋経済、週刊文春、論座、英紙ガーディアン、シンガポール紙ストレーツ・タイムズ等に記事掲載。

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