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高橋暁子

高橋暁子

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成蹊大学客員教授/ITジャーナリスト

報告

解説ゲーム依存が問題なのは、それによって健康や日常生活などに支障が出るためです。 つまり、支障が出ない範囲で適切にコントロールできていれば、多少長い時間利用していても、依存状態ではないし、問題でもないというわけです。 ゲームが原因というわけではなく、学業不振や人間関係などのトラブルから、逃避的にゲームにハマる例が多く見られます。 ゲーム内に居場所ができてしまうと、急速にゲーム依存となっていきます。 ゲーム依存にならないためには、現実世界に自己が認められる居場所があることが大切です。 部活や習い事など、その子がゲームより大切にしたい場を用意できればいいのです。 ゲームは繰り返し長時間利用したくなるようにできているため、セルフコントロールできるようになるまでは、利用時間等に関するルールや約束なども必要です。 決めたルールや約束を守りやすくするために、利用時間制限機能を活用するといいでしょう。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 井上智介

    精神科医/産業医

    見解スマホやゲームの利用時間が長いからといって依存症とは限りませんが、自分で制御できず、日常生活に支障が…続きを読む

  • 森山沙耶

    ネット・ゲーム依存予防回復支援MIRA-i 臨床心理士

    補足ご本人はゲームについてあまり問題と感じてないように見える一方,ご家族は子どもへの関わり方や不登校,課…続きを読む

コメンテータープロフィール

高橋暁子

成蹊大学客員教授/ITジャーナリスト

ITジャーナリスト、成蹊大学客員教授。SNSなどのウェブサービスや、情報リテラシー教育などについて詳しい。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、企業などのコンサルタント、講演、セミナーなどを手がける。テレビ・ラジオ・雑誌等での解説等も行っている。元小学校教員。『ソーシャルメディア中毒 つながりに溺れる人たち』(幻冬舎)、『Facebook×Twitterで儲かる会社に変わる本』(日本実業出版社)等著作多数。教育出版令和3年度中学校国語の教科書にコラム掲載中。

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