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高口康太

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ジャーナリスト、翻訳家

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見解広大で、かつ多くのブランドが競争している中国では、お客さんに1回手に取ってもらうまでのハードルが高い。一年で一番安いというセール、気に入らなければ返品可という心理的ハードルの低さは、新たな顧客を見つけるために導入されたものです。その役割は成功した側面もありますが、一方で安売りブランドを次々と乗り換えていく客、返品しすぎる客などコストがかさむデメリットのほうが目立つようになってきました。特に昨年から中国経済の低迷に伴う節約志向が強まり、負の側面が目立つようになってきています。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 中島恵

    中島恵認証済み

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    ジャーナリスト

    補足皮肉な話です。中国ではかつて、知らない業者から商品をネットで買う場合、常に騙される心配が大きかったで…続きを読む

コメンテータープロフィール

ジャーナリスト、翻訳家。 1976年生まれ。二度の中国留学を経て、中国を専門とするジャーナリストに。中国の経済、企業、社会、そして在日中国人社会など幅広く取材し、『ニューズウィーク日本版』『週刊東洋経済』『Wedge』など各誌に寄稿している。著書に『なぜ、習近平は激怒したのか――人気漫画家が亡命した理由』(祥伝社)、『現代中国経営者列伝』(星海社新書)。

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