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「危険水域」内閣支持28.7% 時事

高口康太

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見解深圳市の日本人学校生徒に対する襲撃事件など、社会に恨みを持つ人間が弱者を狙った犯罪、いわゆる「社会的報復」と呼ばれる事件が増えている印象です。監視カメラの数をどれだけ増やしても、こうした破れかぶれの犯罪を止めることは困難ですし、14億人の中国人の中でこうした事件を起こす人はごくごく少数とはいえ、体感治安の悪化は社会の不安を引き起こします。こうした事件をどのように抑止するのか、困難を抱えた人でも救済される道が用意されている社会にすることが有効な策なのでしょうが、中国政府にそうした手立ては打てるのでしょうか。

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ジャーナリスト、翻訳家。 1976年生まれ。二度の中国留学を経て、中国を専門とするジャーナリストに。中国の経済、企業、社会、そして在日中国人社会など幅広く取材し、『ニューズウィーク日本版』『週刊東洋経済』『Wedge』など各誌に寄稿している。著書に『なぜ、習近平は激怒したのか――人気漫画家が亡命した理由』（祥伝社）、『現代中国経営者列伝』（星海社新書）。

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