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多田文明

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詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

報告

解説被災地に防犯カメラ100台設置は、とても大事な取り組みです。 以前から話をしているように、電気や通信などライフラインが充分に復旧しないなかで、犯罪は横行します。それは犯罪を行う者たちが、防犯カメラがなく、携帯電話も通じないことで通報などがされず、逮捕されるリスクが低く、犯罪が行いやすいと思っているためです。 また避難所にも、不審者は入り込む恐れがありますので、被災者らの不安を取り除くためにも、犯罪を行う者たちを寄せ付けない取り組みは必要になります。 もはや、日本においても災害が起きた後の火事場泥棒的な犯罪は横行しますので、関係機関がノーサードの態勢で、犯罪に対する警戒を常に迅速にすることも大切です。

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  • 星周一郎

    東京都立大学法学部教授

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  • 京師美佳

    防犯アドバイザー/犯罪予知アナリスト

    見解避難されて無人になった家での空き巣や、避難所での性被害が発生しています。カメラを設置したからといって…続きを読む

コメンテータープロフィール

多田文明

詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

2001年~02年まで、誘われたらついていく雑誌連載を担当。潜入は100ヶ所以上。20年の取材経験から、あらゆる詐欺・悪質商法の実態に精通。「ついていったらこうなった」(彩図社)は番組化し、特番で第8弾まで放送。多数のテレビ番組に出演している。 旧統一教会の元信者だった経験をもとに、教団の問題だけでなく世の中で行われる騙しの手口をいち早く見抜き、被害防止のための講演、講座も行う。2017年~2018年に消費者庁「若者の消費者被害の心理的要因からの分析に係る検討会」の委員を務める。近著に『信じる者は、ダマされる。~元統一教会信者だから書けた「マインドコントロール」の手口』(清談社Publico)

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