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鈴木崇弘

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政策研究者、PHP総研特任フェロー

報告

補足この記事には、立憲民主党の代表選は、「野田さんと枝野さんの戦いが軸になりそう」だが、党内からは「昔の顔対決」などとも言われていると書かれている。来る衆議院選挙は、今の政治状況では政権交代もありうるなかで行われる。その際に、野党第一党の代表が誰であるかは非常に重要だ。他方、国民は、2009年の起きた政権交代における運営の失敗を忘れていないし、選択の失敗も記憶にある。しかし国民は、今の政治に対する失望が強く、閉塞感を感じている。その意味で、政治における「新しさ」や「従来とは異なる可能性」も期待している。要は国民は、新しい政治と政権の的確な運営という両面をこれからの政治に求めているということができるだろう。このようなことを考えていくと、立憲民主党の代表選の流れに、国民は大いに失望しているといわざるをえないのである。

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  • 白鳥浩

    法政大学大学院教授/現代政治分析

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コメンテータープロフィール

鈴木崇弘

政策研究者、PHP総研特任フェロー

東京大学法学部卒。マラヤ大学、米国EWC奨学生として同センター・ハワイ大学大学院等留学。日本財団等を経て東京財団設立参画し同研究事業部長、大阪大学特任教授・阪大FRC副機構長、自民党系「シンクタンク2005・日本」設立参画し同理事・事務局長、米アーバン・インスティテュート兼任研究員、中央大学客員教授、国会事故調情報統括、厚生労働省総合政策参与、城西国際大学大学院研究科長・教授、沖縄科学技術大学院大学(OIST)客員研究員等を経て現職。経済安全保障経営センター研究主幹等兼任。大阪駅北地区国際コンセプトコンペ優秀賞受賞。著書やメディア出演多数。最新著は『沖縄科学技術大学院大学は東大を超えたのか』

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