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鈴木一人

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東京大学教授/地経学研究所長

報告

解説日本は世界で最も多くの非常任理事国を経験しているが、それだからこそ、安保理の中にいるときと、外にいるときの違いがよくわかっている。外にいれば情報も入ってこず、議論に関与することも出来ない。日本が国際的な役割を大きくすればするほど、中に入っている意味はあるが、それでも常任理事国入りは現実的には難しいだろう。だんだんグローバルサウスの影響力や存在感が大きくなっていくと、日本が繰り返し理事国に入ることはさらに難しくなっていきそうだ。

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  • 伊藤和子

    弁護士、国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ副理事長

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コメンテータープロフィール

鈴木一人

東京大学教授/地経学研究所長

専門は国際政治経済学。研究対象は宇宙政策、核不拡散、原子力安全、国際保健ガバナンス、経済安全保障、経済制裁、半導体政策、欧州統合、中東問題(特にイラン)など。宇宙政策委員、国際宇宙アカデミー正会員、日本安全保障貿易学会会長などを兼任。

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