玉川徹氏、筑波大合格悠仁さまの通学方法で私見「卒業論文を書くならとてもじゃないが通えない」
元テレビ朝日社員の玉川徹氏は12日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、秋篠宮家の長男の悠仁さま(18)が、推薦入試で筑波大に合格されたことをめぐり、通学方法について持論を口にした。 【写真】好評だった玉川徹氏の還暦Tシャツ 悠仁さまの筑波大合格は11日、宮内庁が発表した。幼少期から生き物に関心を持たれてきた悠仁さまは来年4月から同大学の生命環境学群に進学し、生物学を学ぶとされている。番組では、悠仁さまがお住まいの赤坂御用地内の宮邸からキャンパスがある茨城県つくば市までは、車で約1時間15分、電車で1時間30分かかると紹介。「正確なことは決まっていないが、基本的には通える距離と認識している」との宮内庁のコメントにも触れた。 この通学方法に対する見解に関し、玉川氏は「通えます、ということなんですが、それは文系の発想だと思う」と指摘。自身は京大大学院農学研究科の出身だが「僕も大学は理系にいましたが、1、2年生のころは、例えば大阪から京都に通っていた友達もいっぱいいましたけど、3、4年生になって研究室に配属になると、卒業論文を書かなければならない。そうすると、ご本人も実験や実習があるということを含めて、理系を選んでいるということであれば、とてもじゃないですが通えない」と、自身の経験をまじえて述べた。 「勉強がしたいということで筑波大を選ばれているとすれば、なおさらだと思います」とも訴えた。 「1、2年のころは(御所から)通えるかもしれないが、論文を書くということになれば(片道)1時間半、往復だと3時間(通学に)かけることになる。本気でやろうと思ったら、そんなんじゃ…」と、大学生活全般を通じて宮邸から通学するのは難しいのではないかという趣旨の私見も口にした。 番組では、同大の新入生の4割が学生宿舎に入居していることも報じた。一方、ゲスト解説で出演した皇室解説者の山下晋司氏は「通えない距離ではない」としながらも、「(悠仁さまは)将来の天皇というお立場の方。電車や、公道を(車で)往復3時間かけて毎日通われるというのは、警備上は非常に厳しいだろうなとは思っている」と述べた。 その上で「これからどういうふうにされるのかは、関係各所と調整するのだと思う。今の段階では、宮内庁としては宮邸から通われるというふうにしているんだろうなと思います」と解説した。