解説確かにシリアはイランにとって重要な戦略拠点ではあるが、それはアサド政権でなければならない、と言うことではない。今回、アサドを追放したHTSは、イランが敵視するアルカイダや「イスラム国」の系譜に連なるヌスラ戦線に起源を持つが、すでにHTSはこれらの組織とは決別しているとも言われており、イランとしては連携出来ない相手ではない。イランにとって大事なのはアサドではなく、シリアという場所。ゆえに、今後のHTSの支配がどのようになるかによっても変わるが、様々な形で関係構築して行こうとするのだろう。
コメンテータープロフィール
専門は国際政治経済学。研究対象は宇宙政策、核不拡散、原子力安全、国際保健ガバナンス、経済安全保障、経済制裁、半導体政策、欧州統合、中東問題(特にイラン)など。宇宙政策委員、国際宇宙アカデミー正会員、日本安全保障貿易学会会長などを兼任。
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