見解外資やメガベンチャーなど、新卒から高給を提示する企業が競合となることが多いIT業界であれば、採用力強化上、必要な対策であると思います。 ただ、突出して優秀な一部の人材以外は、実績の少ない学生をそこまでの解像度で評価し分けることはかなり難しいでしょう。 いろいろなところで「採用時評価」と「入社後評価」の関係を調べてきましたが、どの会社もあまり相関がありません。多くの企業が採用評価の精度を高めようと頑張ってはいますが・・・。 まあ、スポーツの世界と同じですね・・・。ドラフト1位からドラフト外まで、入社時点から差がつくということなのでしょう。 しかし、イチローでもドラフト4位なのですから、入社時に低い評価だったとしても(もしくは高い評価だったとしても)あまり気にせず全力を尽くせばよいと思います。
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コメンテータープロフィール
愛知県豊田市生まれ、関西育ち。灘高等学校、京都大学教育学部教育心理学科。在学中は関西の大手進学塾にて数学講師。卒業後、リクルート、ライフネット生命などで採用や人事の責任者を務める。その後、人事コンサルティング会社人材研究所を設立。日系大手企業から外資系企業、メガベンチャー、老舗企業、中小・スタートアップ、官公庁等、多くの組織に向けて人事や採用についてのコンサルティングや研修、講演、執筆活動を行っている。著書に「人事と採用のセオリー」「人と組織のマネジメントバイアス」「できる人事とダメ人事の習慣」「コミュ障のための面接マニュアル」「悪人の作った会社はなぜ伸びるのか?」他。
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