解説「さよーならまたいつか!」が朝ドラ主題歌だった米津さんの出演は、予想通りでした。 実際、その人気もたしかなものです。BillboardチャートのHot100(楽曲チャート)では年間21位、Artisit100でも8位にランクインしています。 なお『紅白歌合戦』では、白組/紅組の一員として「歌合戦」に参加することを「出場」、それ以外の特別企画では「出演」と表現します。今回の米津さんも、すでに発表された氷川きよしさんや玉置浩二さんと同様、白組の一員ではなくあくまでも特別企画での「出演」となります。 なお、全体の構成を考えれば、もうひとつふたつ特別企画はありそうです。
同じ記事に対する他のコメンテーターコメント
コメンテータープロフィール
まつたにそういちろう/1974年生まれ、広島市出身。専門は文化社会学、社会情報学。映画、音楽、テレビ、ファッション、スポーツ、社会現象、ネットなど、文化やメディアについて執筆。著書に『ギャルと不思議ちゃん論:女の子たちの三十年戦争』(2012年)、『SMAPはなぜ解散したのか』(2017年)、共著に『ポスト〈カワイイ〉の文化社会学』(2017年)、『文化社会学の視座』(2008年)、『どこか〈問題化〉される若者たち』(2008年)など。現在、NHKラジオ第1『Nらじ』にレギュラー出演中。中央大学大学院文学研究科社会情報学専攻博士後期課程単位取得退学。 trickflesh@gmail.com