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鎮目博道

鎮目博道認証済み

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テレビプロデューサー・演出・ライター。

報告

見解私の見方は影山先生とは若干異なります。テレビ局はエンターテインメントを提供するエンタメ企業としての側面と、免許事業者である放送事業者としての報道機関としての側面があるので、エンターテインメント番組と報道番組に乖離があることは当然であると考えます。 エンターテインメント番組の制作において「お得意先」として親しく付き合っている相手に対してでも、問題があれば報道番組で批判的報道を行うのは当然のこと。むしろそれができず「お得意先に忖度したこと」が旧ジャニーズ問題について放送局各局がきちんと報道できなかったことの大きな原因だと思います。「親しき仲にもスキャンダル」という文春の方がおっしゃった名言もありますが、報道と制作には適切な緊張関係があって然るべきです。 確かに自局の反省などは欠けていましたし足りなかった部分は多いのですが、今回の「Nスペ」の果たした役割は一定の評価を受けるべきだと思います。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 影山貴彦

    同志社女子大学教授/コラムニスト

    見解10月18日に放送された「ジャニー喜多川が築いた“アイドル帝国”の実像に迫る 」(NHKスペシャル)…続きを読む

  • 濵田俊也

    文京学院大学教授(マーケティング戦略)、プロデューサー

    見解エンタテインメントはファンを楽しませ、幸せにするものです。そこには自由な世界が広がっており、ファンの…続きを読む

コメンテータープロフィール

鎮目博道

テレビプロデューサー・演出・ライター。

92年テレビ朝日入社。社会部記者として阪神大震災やオウム真理教を取材した後、スーパーJチャンネル、スーパーモーニング、報道ステーションなどのディレクターを経てプロデューサーに。中国・朝鮮半島やアメリカ同時多発テロなどを取材。またABEMAのサービス立ち上げに参画。「AbemaPrime」「Wの悲喜劇」などの番組を企画・プロデュース。2019年8月に独立し、テレビ・動画制作のみならず、多メディアで活動。公共コミュニケーション学会会員として地域メディアについて学び、顔ハメパネルをライフワークとして研究。近著に『腐ったテレビに誰がした? 「中の人」による検証と考察』(光文社)

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