Yahoo!ニュース

志葉玲

志葉玲認証済み

認証済み

フリージャーナリスト(環境、人権、戦争と平和)

報告

補足立憲民主党は、結党当時、「原発ゼロ」を強く訴え、それは党綱領にも明記されています。しかし、民主党政権時代に、当時首相だった野田氏は東日本大震災で停止していた全国の原発の再稼働を容認し、これに抗議する人々による大規模なデモが国会前等で連日行われていました。私もそうしたデモを取材しましたが、野田氏の原発再稼働容認は、市民の不信感を招き、民主党が政権を失う一つの要因になったと言えるのではないかと思います。さて、今回、仮に野田氏が立憲の代表になるならば、党の根幹部分がブレることになります。裏金問題で自民党の支持率は落ちており、立憲としてはチャンスなのでしょうが、有権者の期待を裏切り民主党政権を終わらせたとも言える野田氏の振る舞いに関して、本人や立憲関係者はどのように総括しているのか、していないのか、興味深いところではあります。

こちらの記事は掲載が終了しています

参考になった1037

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 牧原出

    東京大学先端科学技術研究センター教授

    解説民主党政権の混乱の多くは、鳩山・菅政権で生じており、野田政権は、党の分裂があったとはいえ、その後の日…続きを読む

  • 白鳥浩

    法政大学大学院教授/現代政治分析

    解説野田元首相の代表選出馬によって、自民党総裁選一色であった「自民党のメディアジャック」に対して、一角を…続きを読む

コメンテータープロフィール

志葉玲

フリージャーナリスト(環境、人権、戦争と平和)

パレスチナやイラク、ウクライナなどの紛争地での現地取材のほか、脱原発・温暖化対策の取材、入管による在日外国人への人権侵害etcも取材、幅広く活動するジャーナリスト。週刊誌や新聞、通信社などに写真や記事、テレビ局に映像を提供。著書に『ウクライナ危機から問う日本と世界の平和 戦場ジャーナリストの提言』(あけび書房)、『難民鎖国ニッポン』、『13歳からの環境問題』(かもがわ出版)、『たたかう!ジャーナリスト宣言』(社会批評社)、共著に共編著に『イラク戦争を知らない君たちへ』(あけび書房)、『原発依存国家』(扶桑社新書)など。

関連リンク(外部サイト)

志葉玲の最近のコメント