提言こうしたデマの真偽を確かめる行為としてファクトチェックが行われていますが、ファクトチェックにはどうしても時間がかかってしまうため、デマの拡散を止められていないのが現状です。 また、ファクトチェック後もデマを信じてしまった人には届きづらく、自分が騙されていると認めることが心理的なハードルになっているのか、事実を知ったあとでも受け入れない人たちがいます。 そうした人たちはその後も煽る行為を続け、それによりタイムラインのエコーチェンバーが強化されていくという流れです。 いまのところ解決策は見当たりません。 もしも家族や知人がそうした行為に夢中になっている場合は、インターネットではない場所に連れ出し、一緒の時間を増やすようにしてあげてください。 説得ではなく、会話する時間を増やし、インターネット以外の居場所を作ることでその状況から脱出させられたという体験談がいくつか報告されています。
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コメンテータープロフィール
1983年生まれ。福岡県在住。2007年よりフリーランスのライターとして活動中。インターネット(SNS)で起きる炎上の解説、デマのファクトチェック、スマホやガジェットの話題、生成AIが専門。最近はYouTubeでも活動しています。執筆や取材の依頼は digimaganet@gmail.com まで
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