提言マイナンバーカードのセキュリティの高さを強調したいのでしょうが、「目視でも丁寧にカードをチェックすれば偽造は見破れる」と主張するのは問題です。 「しっかり見れば分かるはず」というのはチェックする人のスキル頼りであり、せっかくの「ICチップを読み込めば誰でも本人確認ができる」という利点を否定してしまう発言です。 案内するべきはICチップによる本人確認の方法であり、コスト的な問題でそれが行えないのであればそこを下げる方法を考えるのがデジタル庁の仕事でしょう。 「人間が頑張ればなんとかなる」ではアナログ庁です。
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コメンテータープロフィール
1983年生まれ。福岡県在住。2007年よりフリーランスのライターとして活動中。スマホ、ネットの話題や炎上などが専門。ファクトチェック団体『インファクト』編集員としてデマの検証も行っています。最近はYouTubeでの活動も。執筆や取材の依頼は digimaganet@gmail.com まで
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