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清水英斗

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サッカーライター

報告

見解今年の神戸が本当にすごいと思うのは、リーグ優勝と天皇杯の二冠を果たしつつ、ACLエリートも堅調であることです。これまでの神戸は単年では好結果を挙げつつも、翌年にACLが入って過密日程になると、順位をストンと落とす傾向が、他のクラブ以上に顕著でした。しかし、今年は過密日程の中で並行して結果を残している。これは大きな変化です。 今季の神戸はサブ組を起用してターンオーバーした試合も、しっかりと勝ち切れているので、やはりこの点が大きいでしょう。チームの基準が主力からサブ組まで広く浸透し、幹が太くなった。だからこそ、過密日程も乗り切れたのだと思います。 このチームが大迫勇也や酒井高徳、武藤嘉紀や山口蛍といったロンドン世代から発進したのは間違いないですが、今季はそこに留まらず、周りも強くなり、チームの幹が太くなった。それに尽きるのかなと思います。

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  • 下薗昌記

    記者/通訳者/ブラジルサッカー専門家

    見解現在のヴィッセル神戸の強さが凝縮したような最終節でした。勝てば自力で優勝が決まるヴィッセル神戸ですが…続きを読む

  • 川端康生

    フリーライター

    補足神戸、強かったですね。ACLも含めての過密日程、怪我人、と決して楽観できる最終節ではなかったですが、…続きを読む

コメンテータープロフィール

1979年12月1日生まれ、岐阜県下呂市出身。プレーヤー目線で試合を切り取るサッカーライター。新著『サッカー観戦力 プロでも見落とすワンランク上の視点』『サッカーは監督で決まる リーダーたちの統率術』。既刊は「サッカーDF&GK練習メニュー100」「居酒屋サッカー論」など。現在も週に1回はボールを蹴っており、海外取材に出かけた際には現地の人たちとサッカーを通じて触れ合うのが最大の楽しみとなっている。

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